孤立死のはなし

孤立死・孤独死、言い方は違えど

【孤独死】家族など誰にも看取られずに自宅で亡くなり、何らかの手助けがあれば防げたかもしれない不本意な死

【孤立死】1 人暮らしの高齢者が、社会からも地域からも孤立した状態での死、又は劣悪な環境での死

ある市では、上記のように定義しています。

明確な定義はないにせよ、状況から言えばどちらも「誰にも看取られずに亡くなること」です。遺品整理の現場では、そのような現場を目の当たりにすることが珍しいことではなくなりました。

昨年の夏場は孤独死現場の特殊清掃と遺品片付けのご依頼が急増しました。

熱中症による死亡は老々介護の果てに

高齢者はエアコンが嫌い、暑さを感じないなどと言われています。また、トイレに行くのが面倒なので、本来すべき水分補給がなされないことも原因のひとつです。

ある日のご依頼では、古い木造アパートの一室で、夫婦で亡くなられていました。高齢者の夫婦2人の世帯でした。生活音がまったくしないので、不思議に思った隣人が大家さんに連絡して開錠となり、室内では夫婦が無くなっていたとのことでした。おばあちゃんの死因は熱中症、おじいちゃんは病死だったそうです。ご病気で自宅療養されていたのでしょう。老々介護の悲劇としか言いようがありません。

どうしてこういった悲しい最期を迎えねばならなかったのか・・・?

お部屋を片付けていると、生活保護受給の郵送物が散らかっていました。日の当たらぬ2Kの古びたアパート、ヘルパーさんは入っていなかったのでしょうか。お掃除された形跡がありません。散らかり放題、あちこちからゴキブリが這い出してきます。ドロドロに汚れた布団…天井からホコリが垂れ下がっていました。

古ぼけた家具、子供たちが使っていたらしき学習机もそのままで、本棚からは漫画本やコミック全集が段ボールに数箱分ありました。文学全集もなければ百科事典もない家…

ご遺品を片付ける際には、依頼人が探してほしい物をリストに挙げます。書類であったり通帳や印鑑、アルバムや貴金属、もちろん現金も出てきたら依頼人にお渡しします。こちらのお宅から高価なものは何一つ出てきませんでした。金メッキのような細いネックレスが1本と僅かばかりの小銭、それだけでした。

それにしても、ここまで酷い状態になるまで親を放置しておく、何故?立ち合いに来られていた息子さんに聞きたかったです。(もちろん、そんなこと聞けませんけれど)

遺品整理で触れましたが、まさしく顕著な「格差」を感じずにいられませんでした。

セルフネグレクトによりゴミ屋敷に

「自己放任」といいます。これは、自らが周囲との関係を断ってしまい、自分の生活に関心がなくなり、掃除をしない、入浴しない、食事をとらないなどしてしまいます。具合が悪くても病院に行かない…最後には衰弱死してしまうケースがありますが、こういった場合はやはり「孤立死」がしっくりいくような気がします。

以前の仕事で大変酷いゴミ屋敷片付けがありましたが、そこではゴミに囲まれてご高齢者が亡くなっていました。ゴミは腰の高さまで溜め込まれていました。空き缶やペットボトル、コンビニの弁当容器などが堆積していました。一体何年分のゴミ?どのように暮らしておられたのか、想像がつきませんでした。

突然死

先日のご依頼では、病気による突然死の現場の片づけでした。娘さんからの依頼で、アパートにお住いの御父上が吐血してお布団の中で亡くなられていたそうです。娘さんの話では、そのアパートに行ったことはなく、家財はどのくらいあるのかさえ分からないとの話でした。警察が言うには、家財はそんなになかったとか。父とは待ち合わせして外で会っていたので、どのような暮らしぶりだったかは全くわからない、と仰いました。季節は冬、暖房を入れていなかったのと発見まで時間を要さなかったので、ご遺体の痛みはなかったのが救いでした。

高齢者に限らず、若年層でも突然死はありえますから、一人暮らし自体リスクがあることといえるでしょう。

人生の最期をこのような形で迎える、もしかしたら他人事ではないのかもしれません。

ちょっとだけ私自身のこと

突然死のリスクはあるものの(誰もがそうだ)、毎年の健康診断でもまったく問題なしで、「アホは風邪ひかん」くらいに元気なのだ。自分の管理だけしっかりすればよいのだから、なんと楽ちんお気楽なのだろう。このまま元気に年を重ね、有料老人ホームでゆとりある生活をしたい、そんな願望がある。それは、いやというほど孤独死現場を知っているからに他ならない。

不安はといえば、ズバリお金のこと。貯金は少しばかりあるが、こんな微々たる金額では、有料老人ホームには入所できるわけがない。今の仕事は賃金が安い!マンションの家賃と光熱費諸々で消える。貯金は減る一方なのだ。

中年になってから、一旦非正規に落ちるともう這い上がれない。それに面接に行って思うのは、若い人が多いということ。なら、若い人に譲ってあげたいと思う。せっかくやる気出して面接来てるのだから、採用してあげてよ、私はいいわ、などと思っていた。そんなわけで(そいれだけではないが)再就職も決まらぬまま、どんどん時間だけが経過し、貧乏になっていく私だっだ。

地下鉄に乗ってオフィス街に通勤していた私は、地元で働いたことがなくて抵抗があった。でも、採用されたことだし、もう満員電車に乗らなくてもいいし、服装や化粧も適当で楽だし、時間給のフルタイムのアルバイトという身分ではあるが、とりあえず職にありつけたのだ。

この職場で3年を過ぎたころ、何か副業をしたい、現状の所得の少なさと将来への不安、あれこれと検索の日々が続いた。紆余曲折、無駄金を払ったこともあったが、自分に合った副業にようやく辿り着いた。

バイナリーオプションとの出会い

検索ワードが何だったか定かではないが、偶然に見つけたのがこのページだった。センス良すぎることもなく、うその多いネットの世界で、なんとなく信じてみたいと思わせるページだったと記憶する。

これが正解だった!!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする